バネパ(リベンジ)
以前の店長日記でバネパという町に行った話をしたことがあります。その時はついに目的地にたどり着けずに終わってしまいました。今回はそのリベンジです。
前回目指したチャナデシュワリ寺院に今度こそたどり着くために取った戦略は、今回は事前に地図を綿密に調べたうえで地元の住民に道を尋ねながら歩く、というごく真っ当なものでした。
初めからそうしろよ!という話ですが、今まではザックリ地図を見て何となく歩いているうちに特に困ることもなく着いていたのです。バネパは川が町を分断して流れているせいか、はたまた複雑に入り組んだネワール建築のためか、とにかく前回は失敗しました。
今回は午後2時というネパールのおやつの時間を狙ってバネパを訪れました。寺院は大体こっちの方角にあるだろうあたりをつけて歩き出し、途中で軽食屋でおやつを食べました。で、おやつを食べながら店のおばさんや周りのテーブルに座っている人達にチャナデシュワリ寺院への行き方を尋ねたのです。
おやつの定番サモサ(左)とチヤ(右)

中はこんな感じです
そもそもあまり外国人が来るような街でもなく、お店もお洒落なレストランなどではないその辺の小さな軽食屋です。店長がよほど珍しかったのでしょう親切なネパール人が期待した以上に色々と教えてくれました。
しかし話は次第に知りたかった道順などではなく、どこから来たのか、なぜしゃべれるのか、ネパールに住んでるのか、チヤは好きか、この店のサモサは旨いぞ、モモはどうだ、などと拡散していきます。貧弱なネパール語力で何とか話を収束させて聞き出せたのは、この店の前の川沿いの道を上流に向かって歩いて病院前の分かれ道を左に進んだ突き当り、というものでした。皆さんありがとうございました。
言われた通り歩き続けると町の入り口出口によくある門がありました。正しい方向に進んでいる予感がします。そしてその先には、ありました、チャナデシュワリ寺院です。
入り口の上部には今まさにマヒシャという悪神にとどめを刺そうとしているドゥルガー女神の雄姿が立体的に描かれています。

町の門

寺院の入り口

ドゥルガー女神の雄姿
ドゥルガーはずば抜けた美貌を持つ女神とされていますので、日本人の目にはどっちが善神でどっちが悪神なのか見分けがつかないケースが多いヒンドゥーの神々の中にあってこの壁画は区別がつきやすいと言えましょう。ちなみにどうやらドゥルガー女神の化身(アバターラ)の一つがチャナディーなのでチャナデシュワリ寺院という名称のようです。
でもこれは店長の想像なので間違っていたらごめんなさい。何年ネパールに通ってもヒンドゥー教は謎が多すぎて店長の理解が及ぶ所ではありません。
入り口から中に入ると広大な中庭にいくつかのお寺が点在しています。お寺の木彫りは特に素晴らしく、これほどの物はカトマンズ盆地屈指ではないでしょうか。わざわざリベンジで訪れた甲斐がありました。

ちゃんとゴミ箱がある

木彫りが素晴らしい
渋い木彫のあるお寺の壁にはなぜかポップなテイストで破壊神バイラブが描かれていました。まあテイストとは裏腹に手に持っているのは生首だったりしますが。

ポップな破壊神

マカラ対メカマカラ?
更には外に出ると野菜市場の柱には同じくポップな絵柄で水神の使い魔であるマカラが描かれていました。こんなことをして怒られたりしないのでしょうか?最近のヒンドゥー界隈ではこういうのが流行りなのでしょうか? ますます謎なヒンドゥー教なのでした。























































