タマン族の村 その3

タマン族の民族衣装
翌日、雨が小降りになったのでパールバディークンダという湖に行ってみることにしました。クンダはネパール語で湖という意味です。
ヒマラヤ山中の湖にはヒンドゥーの神々の名前がついているものがよくあります。ここもそうで、パールバディーはヒマラヤ山脈そのものの娘でありシバ神の妻でもある女神です。シバ神の寺院に行くと二人並んで小窓から顔をのぞかせていたりします。
途中で山羊の群れとすれ違いました。この辺りは気候が厳しいので農業だけでは食べていけず、半農半牧なのでしょう。山羊は人間が食べられない雑草を食べて肉に変えてくれる貴重な家畜です。
つづら折りの山道を歩くこと2時間、パールバディークンダに着きました。風の無い水面はまるで鏡のようです。


湖岸を彩っているのはタルチョーと呼ばれるチベット仏教の祈祷旗です。どうやらこの湖はチベット仏教の聖地でもあるようです。
帰り道は滝の横を通ってショートカットして帰りました。細い踏み分け道を抜けるとそこあったのは三つ組みの仏塔です。これは村の内と外の境界にあって村を守護する役割があります。つまりここから先がガトラン村であることが分かります。

霧雨の中を歩いたせいですっかり体が冷えてしまいました。部屋にはもちろん暖房などありません。この時期は食堂のストーブにも火は入っていません。なので宿のおかみさんにお願いして台所に入れてもらうことにしました。台所には料理用のストーブがあります。


ついでにホットロキシーも頂きました。まずロキシーを水でちょっと薄めます。これを鍋に入れて火にかけます。ロキシーはアルコール度数40~50%はありますので薄めないで火にかけると発火して大惨事になる恐れがあるからです。いい感じで温まったところでコップに移してフーフーしながら飲むと体が温まるのです。
飲んでいるうちに雨も上がったので、ちょっと休んだら村内をブラブラしてみますか。
次回、「タマン族の村 その4」に続く


















































