野菜市場
2025年2月1日
ネパールの首都カトマンズの中心からちょっと北に行ったあたりにナヤバスパークという100m四方は優にある大きなバスターミナルがあり、そこからほんの3分も西に歩けばマチャポカリと言われる場所に着きます。 そこはバスターミナルと言えるような大層な設備は無いのですが、道路沿いにはバスが停まり、チケット売り場が立ち並ぶにぎやかな一帯になっています。
ここから出発するバスは首都の北側に広がるヒマラヤ山脈へと向かい、ヘランブーやランタン谷方面へ物資やトレッカーを運ぶ足となっています。
トレッキングに行かない人でも朝早起きをして見に行く価値がある活況ぶりです。下の写真をご覧ください。

この国で売られている四季折々の野菜類は全種類ここに揃っているのではないでしょうか?半分は日本でも見かける野菜ですが、残りの半分は味も食べ方も知らない初見の野菜たちです。
しかし知らなくても味や食べ方が想像できるものもあります。香菜(シャンツァイ)の隣にある異常に長いものはインゲン豆の一種のようです。その下は異常に太いですがキュウリなのでは? そしてその下は冬瓜の仲間でしょうか?



一方で全く正体不明なものもあります。この細かいトゲが生えた実はなんでしょう? そしてナスの隣にあるこの1mくらいありそうな長いものは?



こんな正体不明な野菜たちですが、実はネパールを旅行するほとんどの日本人が口にしているはずなのです。そうです、国民食であるダルバートにたっぷりと使われているからです。
ただしカレー煮やカレー炒めになっていて素材の味や姿が分からなくなっているため、結局その野菜自体の味は分からないまま食べたことにすら気付かずに帰国していると思われます。
店長から一言
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