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バネ鋼

バグ・バイラブ

2013年1月1日
 ネパールにはたくさんの神々とたくさんのお寺があるという話を以前しました。お寺は大抵は街中や村の中にあるものですが、山奥にポツンとある場合もあります。
 店長が偶然訪れたのもそんな山奥の寺院です。名前をバグ・バイラブといいます。バイラブというのはヒンドゥー教の破壊神の名前で、虎の皮を身にまとって恐怖と殺戮をふりまくおそろしい神です。


バイラブクンド
 自然に出来た岩の形が偶然にも伏せた虎に似ているため信仰の対象になったものらしいです。付近には村があり、そこに茶店が一軒あるだけで特に観光地といえるほどの所ではありません。
 バイラブ神が虎の皮をまとっているのでバイラブが祭られていると思うのですが、店長にはあまり虎の形には見えません。ところがこの付近には実際に虎が住んでいて、茶店のオヤジが言うには『オイラが子供の時分にはよく家畜や人が襲われたもんだが、最近ではめったにないから安心しろ』だそうです。安心できますか?
 虎に対する思い入れが強い人が見るとまぎれもなく虎に見えるのでしょう。



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