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バネ鋼

タマン族の村 その1

2026年6月1日

  過去の店長日記でも何度か触れたことがありますが、ネパールは50を超える民族から構成される多民族国家です。今回はその中の一つ、タマン族の村を訪ねた時のお話です。

  ほとんどの外国人旅行者が「ネパール人」だと思っている人たちは首都近郊に多く住むネワール族です。一方、人口ではネワール族を上回るにもかかわらず外国人が目にする機会が少ない民族にタマン族があります。
  2011年の国勢調査の結果を見てみますと、タマン族はネパール中部とその北側山岳部のチベット国境付近に多く住んでいる事がわかります。総人口は130万人ほど。日本で言えば広島市やさいたま市の人口と同じくらいです。民族的にはチベット人に近いため見た目は日本人とあまり変わりません。
  言葉は大抵は共通語であるネパール語も話します。しかし国勢調査によると多くの人は独自の言語であるタマン語の方を母語としています。文字もチベット文字に似たタマン文字があることはあるのですが、現在はほぼ使われていないようです。

  さて、このように独自の文化を持つタマン族の村が点在するタマンヘリテイジと呼ばれるエリアがランタン国立公園の西側に広がっています。我がネパールナイフが拠点を置くバクタプルからバスを乗り継げば行けそうなので、今回行ってみたという訳です。

  ここ最近は国立公園の入園やガイドの要否などのルールがころころと変わって分かりづらいです。ツアーガイドなどもしている当店のスタッフに確認すると、事前の届け出もガイドも不要との事でしたが安心できません。
  ひとまず単独で入山して、チェックポストで何か言われたらその時考えることにしました。タマン語どころかネパール語もかなーり怪しい店長ですがまあ何とかなるでしょう。

  ランタン国立公園方面へのバスは首都カトマンズの中心部から3kmほど北側のマチャポカリという場所から出ます。そのはずでしたが、行ってみるといつもならうじゃうじゃ停車しているバスが見当たりません。
  その辺の人に聞いてみると400m東のナヤバスパークに変更されたそうです。早めに着いておいてよかった、やはり変更が多いです。ナヤバスパークまで徒歩で移動して結構広いスペースを尋ね歩いて出発10分前のバスを見つけました。直前にトイレにも行けて準備はOK!

タマン族
   車体にWi-Fiとか冷房とか座席にテレビがあるとか書いてありますが、全部ウソです

  お昼ご飯は途中で寄ったお店で定番のダルバート。店長は手で食べるのがいまだに苦手なのでスプーンで頂きました。おかわり自由で300円。



次回、「タマン族の村 その2」に続きます。

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