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バネ鋼

サク―

2026年5月1日

  ネパールのカトマンズ盆地内にはネワール族の築いた町が点在しています。カトマンズ盆地の西側には首都であるカトマンズ、そして東端にはサク―という古都があります。今回はこのサク―のお話です。

  同じ盆地内にあるパタンやバクタプルといった町とは違って、サク―は特別な宗教行事がある時以外は観光客が訪れることはあまりありません。店長が訪れた時にも自分以外の外国人は見かけませんでした。なので騒がしい所を避けて静かにネワールの古都をぶらぶらしたい方にお勧めです。
  当店の拠点があるバクタプルからは直行バスが無いようなのでちょっと行きづらいですが、カトマンズから行くならバスで約1時間、直線距離で15~20kmといったところです。
  バスを降りると旧市街の入り口に大きな門があります。サク―に限らずネパールの古い町は大抵入り口と出口に門があることが多いのです。
  門にはヒンドゥーの神々や八吉祥などおめでたい絵柄が描かれております。

サクー
                                                     これが南門


                        こっちは北門

  サク―は小さな町ですので旧市街は南門と北門に挟まれたほんの500mほどです。新しく作られた感じがする南門に比べて古いレンガ造りの北門の方が質素です。
  しかしかつてはチベットとの交易で栄えた町ですから、チベット側を向いた北門が実は正門なのかもしれません。北門周辺に神々の石像が多く佇んでいる様子からしてもそんな雰囲気です、あくまで店長の勝手な想像ですが。
  旧市街の中は木と煉瓦で作られたネワール様式の建築物が並んでいます。パタンやバクタプルの街並みに比べると見劣りしますが、とにかく静かで土産物屋もしゃれたレストランもありません。


上の写真は北門前の神像群です。左からハヌマーン(おサルの神様)、ガネーシャ(象の頭を持つ神様)、シバ神(だと思います)。

  北門を出ますと丘に向かって上り坂になります。しばらく登ったところにヴァジラ・ヨギニというお寺があるらしいので歩き出しました。
  しかし30分歩いてもそれらしきものが見えてきません。そんな時、店長の横にバイクが止まりました。なんと、お寺に行くなら一緒に乗せて行ってくれるとのことです。なんという親切な人でしょうか!見ず知らずの、それも外国人にこんな風に声をかけてくれるなんて!
  日本の田舎町ではそうそう同じことが起こるとは思えません。やはりネパールは良い所です。

  お寺に近づくと五色のタルチョーがたなびいていました。これはチベット仏教の祈祷旗で、風になびく事でお経を読んだのと同じ功徳があるとされています。つまりここはヒンドゥー教のお寺ではなくチベット仏教のお寺なのです。
  階段を降りると中庭があり、そこから更に階段を降りると、ようやく金色に輝くお寺が姿を現します。なるほど、こんなに低い位置にあるせいで道路からはさっぱり見えないのでしょう。
  そして、ハヌマーンの石像を見た時から予感はしていましたが、お寺はサルだらけでした。お寺には黒い犬もいて、どうやらサルとは敵対関係にあるようです。なぜだか銃を持った兵士らしき人もおりました。

サクー

  こじんまりしたお寺ですが、彫刻と彫金細工が素晴らしい! 来てよかったです。
都会の喧騒から離れてじっくりお寺や伝統建築を眺めたい方にはお勧めの場所でした。

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