サンガの大シバ神
2025年7月1日
奈良や鎌倉に大仏があるように、ニューヨークに自由の女神があるように、ネパールにはサンガマハディブがあります。サンガマハディブは巨大なシバ神像なのです。
まずはその雄姿をご覧ください。すみません、あまりにも大きすぎて上半身が見切れています。下の写真に写りこんでいる人間の大きさと比べてみてください。
サンガマハディブは身長43.5mあります。現存する世界最大の青銅像である奈良の東大寺の大仏が約15m(仮に立ち上がったとしても30m弱)、ガンダムが18m(実在しませんが)ですのでその大きさが分かります。
上の動画では全体に足場が組まれていますが、これはネパール最大のお祭りであるダサインを前にしてお化粧直しをしているからであって、普段はむき出しの姿です。材質は不明ながら色からすると銅製のように思えます。ちなみに自由の女神も銅製で、最初は銅色だったのが風雨にさらされるうちに錆びて緑色になったそうですので、何十年か後にはサンガマハディブも緑色になっているのかもしれません。


サンガマハディブがあるカイラシュナートはカトマンズ盆地の東端の高台の上にあります。ここから先は盆地が終わって山がちな地形になります。像は西を向いて立っているのでちょうど盆地全体を見下ろしている感じです。
交通の便という意味でもなかなかの好立地で、ネパールの交通の大動脈の一つであるアルニコハイウェイ沿いにあるため、カトマンズや当店の拠点があるバクタプルからバスで簡単に訪れることができます。
にもかかわらず今の今まで店長が訪れてた事はありませんでした。実はこの像は大仏や自由の女神とは違って最近(と言っても十年ちょっと前に)作られたばかりで、通りがかるたびにバスの窓から「あれ?何か建ってるけどなんだろう?」と思って見ていたらコロナが流行り始めて海外に出るのが難しくなってしまい、ようやく最近になって行ってみたという訳です。
ここを訪れる方は、まずカトマンズやバクタプルから東に向かうバス(たとえばドゥリケル行き)に乗って、「サンガ」というバス停で降りてください。カトマンズからなら時間帯にもよりますが1時間ちょっと、バクタプルからなら20~30分といったところです。
常に像が見えていますので迷う事もないでしょう。バス停から歩いて15分ほど丘を登れば到着です。
ここを訪れたのならばついでに名物のつり橋も渡ってみましょう。スカイブリッジと呼ばれるこの橋は歩行者専用の橋で、店長の歩測ですが全長約200mありました。ここまで長い歩行者用のつり橋は日本にもそう多くはありません。でもネパールは山国なのでこのレベルのつり橋は結構あるような気がします。

足元の隙間から下を走る車が見えます。もしこの橋が無ければ30分以上はかかるであろう対岸までわずか2、3分です。でも風が強い日は下を歩きたいです。
サンガマハディブはシバ神像としては世界一の大きさだそうですのでこれから益々観光客が訪れるでしょうし、時が経てばワンチャン世界遺産も狙えるかもしれません。
これを読んでいる皆さんも今のうちに大シバ神像を見ておいて、50年後くらいにイイ感じに緑色に錆びた頃に「いやぁー、自分が行った当時はまだ出来たばかりでさぁ、銅色が綺麗だったんだよね」とか言って自慢するのも一興かと。
店長から一言
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