南アジアの武器・武具 その2
2018年12月1日
南アジアの武器・武具シリーズ第二弾は槍です。槍と言っても色々ありますが下の写真はインド西部にあるフォート・パレス博物館所蔵の槍で、使用されたのは19~20世紀と結構最近です。
下の写真は博物館内の壁画です。ジャイサルメールは砂漠の中のオアシス都市なので軍隊は馬のほかにラクダからなる騎兵と若干の象のほかは大量の歩兵からなるようです。展示されている槍は長さが短く(2mちょっと)軽量な作りであるところを見るとどうやら歩兵の槍のようです。
城も博物館も周囲の砂漠からとれる黄色い砂岩でできており、外壁の装飾も砂岩を削り出して作られた非常に手が込んだものです。一見木彫りかと思うほどに細かな装飾が施されています。
下の写真が博物館の外壁です。さすがはマハラジャの宮殿! こんなゴージャスな博物館は見たことがありません。
この博物館は武器だけではなくかつてのマハラジャの超豪華な暮らしぶりが分かりやすく展示されたとても興味深い所です。さらに中は砂漠の酷暑から遮断されて若干涼しくもあるので涼しい時間を過ごすためだけでも行く価値アリです。もしジャイサルメールに行くことがあったならここが店長のおすすめスポットです。
店長から一言
|