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バネ鋼

工房探訪

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 ネパールでは首都カトマンズがある渓谷全体がユネスコの世界遺産に登録されています。この渓谷には1700年以上前からネワール族が住み着き、高度な都市文明を築いてきました。ネワール族は宗教、建築、美術などに優れ、渓谷内の寺院や王宮また伝統的家屋の装飾は主にネワール族の建築家、芸術家の手によるものです。日本なら重要文化財クラスの美しく装飾された伝統的家屋による町並みがまだ現役で活躍している、言ってみれば100年前の京都のようなそんな街がカトマンズなのです。
 このような町並みが現在まで維持されてきたということは、それを支える伝統技術の工房が無数に存在することを意味しています。そのうち幾つかを紹介しましょう。
 下の画像は当店と取引している金属細工の工房です。小さな指輪から2mもあるお寺の金属装飾まで何でも手がけます。

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 次の画像は木工工房のものです。カトマンズ周辺の壮麗なネワール建築は彼らが支えています。数百年前の職人の手による木彫が風雨にさらされてボロボロになると、現代の職人がそれぞれに工夫を凝らした新しい木彫を彫り直すのです。
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 次の画像は焼き物工房です。伝統的なネワール建築物は木とレンガでできているため焼き物でできた装飾は木彫りとともに一般的です。家々の戸口には花をかたどった焼き物の魔除けが埋めてあり、災厄の侵入を防いでいます。また神像や仏像にも焼き物が多く見受けられます。
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